オフィシャルブログ

カテゴリー別アーカイブ: 高圧改修工事

PAS取替工事、事前準備④!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

 

PAS(高圧気中開閉器)、SOG制御装置取替の準備が

整って、あとは作業だけというところですが、

PAS取替工事、事前準備③!

 

停電工事の当日は雨予報、、(; ・`д・´)

というわけで、キューピクル内での作業もあるために

前日、雨養生をするため現場に伺いました(; ・`д・´)

 

こちらが現場のキュービクルです(‘ω’)

SOG制御装置がこの中にあるので交換するのですが、

 

きんでんさんが、停電している時に、VCTも交換したいと

いうことで、キューピクルの扉を開けたまましばらく作業を

行います(*’ω’*)

扉を開けた状態でブルーシートが干渉しないように、

フェンスから少し棒をだして、

 

キューピクルの上にブロックなどで重りをおいて、

ブルーシートをひろげていきます(*’ω’*)

 

前日といえども、夜の間にブルーシートが風で

飛んでいかないように頑丈に固定(*’ω’*)

 

扉の開閉でもシートに干渉せずに、

これで翌日の作業に専念できます(‘ω’)ノ

キューピクル側はこれで完成ですが、

 

100m程離れた箇所にある、第1柱

 

こちらはPAS本体の取替と、柱上で、SOGの制御線を

継ぎ足している接続箱があります(*’ω’*)

 

この白い筒のようなところで、接続作業をしないといけ

ないので、ここも雨でぬれるとややこしいです(; ・`д・´)

 

そこで、軽トラに載っていた、あまりモノの材料を

切って貼って、、、、

軽トラのアオリの内側を養生していたプラバンを取外し、、

 

これで庇(ひさし)をつくっていきます(‘ω’)

 

即席にしては立派すぎる屋根が完成(; ・`д・´)w

 

当日は、軽トラの位置に高所作業車を設置して作業(‘ω’)

 

先ほど庇をつけた中間接続箱はハシゴにて作業予定(‘ω’)

 

 

さて最後に、高所作業車に

例のヤツを取付しておきます(‘ω’)

 

わずか1分ほどで脱着可能(‘ω’)

 

ミラーより外側には出ないような設計なので、

これで走行してももんさいは有りません(; ・`д・´)

 

さて、あとは当日雨がすこしでもマシなことを

いのります(; ・`д・´)

PAS取替工事、事前準備③!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

 

PAS取替工事、事前準備②!

PAS取替工事の下準備をしていますが、

PASを載せる架台の塗装が2回塗りまですすんでました(‘ω’)

まず、こちら、

さらに3回目塗ります(*’ω’*)

 

数日乾かせておいたが、

まあまあ色も深みが出ていい感じです(; ・`д・´)

 

よーくみると、薄い部分があるので、失敗塗料もまだ

余ってて勿体ないので、塗っていきます(*’ω’*)

 

3回目ともなると、塗膜も分厚くしっかりしてます(*’ω’*)

 

3回目の塗装も完了し、青色で塗った脱着用の部分も

わかりやすくなりました(*’ω’*)

 

 

今回の工事日は、数か月前から停電日を決めておいた

わけですが、

 

どうやら当日は雨模様、、( ;∀;)

そこでスムーズに作業ができるように、下準備を

できるだけしておきます(‘ω’)

 

PASの操作ヒモ、これを装着(*’ω’*)

 

そして、PASの民間仕様のものですが、

80sqのリード線は長くなく、すでに切断されており、

これ以上短くはしない為、圧縮端子を取り付ける

準備をしておきます(‘ω’)

Aカン、Bカンと呼ばれるゴムカバー、先にいれておいて、

 

 

銅管端子を心線にさしこみます(*’ω’*)

 

単芯ではなく、より線なので、ひげが一本でもめくれると

この銅管端子は挿入できなくなるため、

綺麗に真っすぐ挿入しないといけません(; ・`д・´)

 

そして、圧縮接続、、(‘ω’)

 

3点圧縮し、

ゴムカバーがずり落ちないように、中に

融着テープでコブを造ります(‘ω’)

 

このあたりは教科書などには載ってなくて、

職人から職人へと教育されて経験していく分野ですね(; ・`д・´)

 

、、現代はプラスチックカバーでもっと簡単なものに

変わっていってるのですが、

 

私はこのゴムカバーのほうがしっくりくるので、

いまでもプラスチックよりゴムをつけます(*’ω’*)

 

Bカンを端子接続部まで下げると、一番上をまた

融着とビニテで巻くと、止水も完璧で安心なわけです(‘ω’)

 

さて、そうこうしてたら着々と工事の準備も

完了です(^^)/

PAS取替工事、事前準備①!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

 

某施設で高圧気中開閉器(PAS、SOG)取替工事

をすることになりました(*’ω’*)

 

少し前におなじ内容の工事を紹介いたしましたが、

不良、高圧気中開閉器取替!③

 

その時に用いた、PASを載せる架台、、

 

不良、高圧気中開閉器取替!①バケット車仕様改造!

そう、あの架台を使うときが

またやってきました(; ・`д・´)w

 

前回使用したものを、セットにしておいていたもの、、

 

 

これを組立していきます(*’ω’*)

、、といっても前使用したバケット車はリース車で、

今回弊社が購入したバケット車とは多少形状がちがうので、

 

少し寸法をかえて、加工しながら組んでいきます(*’ω’*)

 

前回は木の板を上に敷きましたが、

PAS以外でも何か作業で使いやすいように、アングルで補強

しながら組んだままのほうがよさそうです(*’ω’*)

 

出来るだけ脱着が簡単で、しっかりしておれば、

また使いたいなとなると思うので、

思考を巡らせて、改良を重ねる(; ・`д・´)

 

そして出来上がりました(*’ω’*)

 

こういう形でガチョンと脱着できるようにしました(*’ω’*)

 

この部分ともう一か所をボルトナットで縫い合わせるだけ

というシンプル構造で脱着可能(*’ω’*)

 

わかりやすくするために、この取り外す接続部だけ

色を変えて塗装(*’ω’*)

 

あと本体部分を、間違えて買って残っているイエローを

塗装していきたいと思います(*’ω’*)w

 

、、次回へ続く(; ・`д・´)

 

不良、高圧気中開閉器取替!③

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

不良、高圧気中開閉器取替!②

高圧気中開閉器(PAS)取替作業の続きの回です(‘ω’)!

前回に、古いPASを楽々バケット車に取り込みました(‘ω’)ノ

新しいPASに乗せ換えたバケットが、

再び上がってきました(‘ω’)

 

 

据付完了(‘ω’)ノ

 

電柱の下に設置する、SOG制御装置までのリード線が

PASからでているので、

 

リード線を電柱に沿わして立ちおろします(‘ω’)

 

 

1次側では、きんでん様が作業をされていて、

手際の良さ、徹底した安全への配慮など

見て学ぶことが多かったです(‘ω’)

 

PASよりでている2次側の線を圧縮端子を取付(‘ω’)

 

高圧ケーブルと接続(‘ω’)

 

1次側でも同じように母線と接続されています(‘ω’)

 

高所作業の様子なんかは、普段みなさんお目にかかること

無いと思いますので、なかなか貴重なショットです(; ・`д・´)

 

PAS交換作業完了です(‘ω’)ノ

 

 

SOGまで立ちおろすリード線は上や途中で余長をとり、

電柱下部は、保護管に入れて配線します(‘ω’)ノ

 

これが、SOG装置ですが、

接続されていて、こちらも作業完了(‘ω’)ノ

 

受電前に電気主任技術者様にチェックをしてもらいます(‘ω’)

 

採取した試験データは、細かく記録に残しておきます(‘ω’)

 

1次側の電圧を投入し、復電完了(‘ω’)ノ

 

 

前回でも述べたように、検相は工事業者の責任なので、

かならず復電後に確認いたします(; ・`д・´)

 

PAS,SOG取替作業完了です(‘ω’)

 

高圧受電されている、上方の電源部はこうして

15年から20年ごろには取替・修繕する必要があることを

知ってもらいたいです(‘ω’)

不良、高圧気中開閉器取替!②

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

不良、高圧気中開閉器取替!①バケット車仕様改造!

前回、バケット車を少し手を加えて、PAS取替作業を

しやすい仕様にかえたところで、

実際今回は作業していきます(*’ω’*)

高圧受電されている場合は、

今回取替のPAS(高圧気中開閉器)の1次側の口出し線の

接続箇所が【責任分界点】になります(*’ω’*)

 

ここを境に、上側は電力会社側の持ち物になるので、

万が一接続不良などで事故があった場合、電力会社側が

責任を負うことになります(‘ω’)

 

逆に、PAS本体の不良、もしくは、それ以降構内側の

事故については、需要家(お客様側)の責任になります(‘ω’)

 

PASとセットで交換されるのが、SOG制御装置で、

雷害や過電流などの短絡電流などを感知し、

PAS等へ指令を出す役割を担っています(‘ω’)

 

中はこんな感じですが、

柱上にこの装置が付いている場合と、

キューピクルの中についている場合があり、

キューピクルの中についている場合は、多芯ケーブルが

使用されているので、みんな黒色の線に番号だけふっている

ので、見にくくて、ご結線しやすいです(; ・`д・´)

 

↑これがそのケースですが、

昔の多芯ケーブルは、中のIV線が色分けされていないので、

マークチューブに番号を振るか、

 

消えかかっている、IV部分の白い番号を見て認識するしか

ありません(; ・`д・´)

さて、PAS交換作業は、

先ほど述べたように、責任分界点での作業になる為、

こうして電力会社様と連携しての工事になります(*’ω’*)

 

停電前には必ず、検相チェックします(*’ω’*)

 

相の間違いは、電気主任技術者ではなく、

施工御者の責任だからです(; ・`д・´)!

 

電圧や除電、工事接地など主任技術者はいろいろ確認を

してくれますが、

相の確認だけはしてくれないので注意です(; ・`д・´)

 

電力会社様に、1次側を切り離してもらいます(‘ω’)

 

 

 

LBSの一次側にて、無電圧を確認(‘ω’)ノ

 

LBSの2次側にて、除電してもらいます(‘ω’)ノ

高圧の電気を切ったからといって、

すぐに電圧が無くなるわけでは無く、

 

静電気のようなイメージで、ちょっと電気が残っている

部分があったりします(; ・`д・´)

 

コンデンサなどは特に注意です(; ・`д・´)

 

そうした理由により、その残留電荷というものを取り除くのに、

【除電】というものをします(*’ω’*)

 

さて今回はこのPASを取替していきます(*’ω’*)

 

二次側は、高圧ケーブルとをPDC(高圧引下線)で繋がって

おり、銅管端子でボルトナットにて接続されています(*’ω’*)

 

なので、PAS側の80sq電線に銅管端子はつけますが、

PDC側は綺麗に外せば、再利用できます(‘ω’)ノ

 

10~20年後に交換する事を考えてくれて施工される方は、

この部分を自己融着テープやビニルテープでぐるぐると

何重にも巻かないと思います(; ・`д・´)

 

取るのに時間かかるし、巻く必要もない箇所だからです(; ・`д・´)

 

さて、わたくしは、柱上に乗り移って、、

PASを取り外します(‘ω’)

 

 

ちょっと見にくいですが、取り外して、バケットのほうへ

ポンとおいた状態です(‘ω’)ノ

持ち上げることなく楽々取外し完了(‘ω’)ノ

 

 

次回へ続く(; ・`д・´)!

 

不良、高圧気中開閉器取替!①バケット車仕様改造!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

今回はPAS取替の模様をお伝えします(*’ω’*)

一般の方々はピンとこないと思いますが、高圧受電している

施設などでは、キュービクル(電気室)があって、

 

その近くに

電柱が建っていて、その電柱の上のほうに変な装置がついて

いるのを見ると思います(*’ω’*)

↑これが高圧気中開閉器(PAS)です(; ・`д・´)

 

こちらが、某小学校の正門ちかくにある、

構内第1柱、、

 

そして、上に乗っかっている、これがPASですね(; ・`д・´)

 

今回は、このPASが不良ということで、正しく動作しないので

交換になります(*’ω’*)

 

電柱のしたのほうに、箱があり、

その中には、SOG制御装置というものがはいっています(*’ω’*)

 

簡単にいうと、

雷や短絡などで、大きな電流が電路に流れた際に、

瞬間的に、電気を切る信号をここから出します(*’ω’*)

 

検知した信号により、上部のPASが瞬時に切れて、

電気室や職員室に、警報が流れたりする仕組みになっています(*’ω’*)

 

PASとセットでこのSOGも交換します(*’ω’*)

はい、製品が届きました(*’ω’*)

約60キロくらいのこのPASを柱上で効率よく交換する為に、

弊社は、バケット車を少々改造します(; ・`д・´)

 

要は、この装置を電柱から外して、同じように付け替える

だけなのですが、

 

なんせ重たいので、よっこいしょと持ち上げて、

バケット車の中にいれるには少々重くて大変です(; ・`д・´)

 

重たいPASになると、2人でも担ぐことは難しく、

ウインチ付きの高所作業車にて吊り上げるか、

↑ユニック車のウインチで吊り上げて、作業したりします(‘ω’)

これは平成23年度に弊社が施工している様子ですが、

ユニックとバケット2台必要になるので、

現代においては、経費がかかるのであまり得策とはいえません、、。

なので、ウインチがついた特殊な高所作業車をもっていれば

一人でもPAS交換作業は可能なのですが、

 

リース会社で高所作業車をかりてきたら、たいていそんな

いい装備はついているわけはありません、、。

 

この黄色いバケット車はウインチ付きであるにも関わらず、、

弊社は、ユニック車も所有していたので、2台で作業して

いましたが、

 

近年、LED化に伴い、両車両とも使用頻度が激減してしまった

為、現在はその都度リースして作業しています(; ・`д・´)

 

このようにリース車はFRP製の箱付のバケットか

鉄のフレーム仕様のバケットなのですが、

柱上にひとり乗り移って、作業すれば、

全然2人で、ウインチ無しで作業は可能(‘ω’)

 

バケットの中まで入れ込むのは大変なので、

フレームの上に歩み板を2枚渡して、その上に

PASを置いて、、みたいなやり方がほとんどだと思います(; ・`д・´)

 

 

しかし、その方法も落下する危険があるので、

バケットの側面に、PASを置く架台みたいなものを

仮に設置してしまおうと考えました(; ・`д・´)

 

ステップ代わりに、柱上に登り映る際にもつかえますし、

頑丈にLアングルで製作(*’ω’*)

 

滑らないように、PASを置く箇所は分厚い木板を置いて

完成(*’ω’*)

 

こんな感じ(‘ω’)

 

電柱に角材の腕金具がついていて、その角材にPASは

ぶら下がって固定されているだけなので、

その真下にバケットをつければ、

 

ほとんど持ち上げることなく、この仮置き台にポンと

置く形にできて、負担が大幅に軽減できます(‘ω’)

 

さて、入り、切りの操作紐を準備しておきましょう(*’ω’*)

 

手動でスイッチを入り切りするための紐を柱のしたまで垂らして

おいて、

有事の際は、この紐を操作して復電するわけです(‘ω’)ノ

 

 

さて準備が整ったところで、、

 

次回へ続く(; ・`д・´)!

 

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!③

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

高圧機器改修でのトランス据付完了の続きの回です(‘ω’)

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!②

前回、トランスを入替が出来たところでしたが、

まず2次側電線を接続していきます(‘◇’)ゞ

 

増し締め確認のマーキングもしっかりします(‘ω’)ノ

 

B種接地も接続します(‘ω’)ノ

 

1次側の高圧カットアウトからの引下線KIP線も

14sqから22sqへ3線とも交換します(‘ω’)ノ

 

このカットアウトスイッチにはヒューズがついていますが、

こちらのテンションヒューズも今回取替します(‘ω’)ノ

 

このヒューズの筒の中にテンションヒューズが入ってます(‘ω’)

 

限流ヒューズというものと違って、テンションヒューズは、

ヒューズリンクの中の紐を交換するだけなのです(‘ω’)ノ

 

高圧引下線KIPを22sqに交換します(‘ω’)ノ

 

KIPを固定する、高圧クリートサドルというものは、

サイズによって共用でいけたり、いけなかったりするので

注意が必要です(; ・`д・´)

 

トランスの向きが90度かわったことで、

配線の取り回しが若干かわります(‘◇’)ゞ

 

ヒューズ、KIPの取替、2次側の接続が完了です(‘◇’)ゞ

 

全ての作業が完了したので、

まずはリレー試験を行います(‘ω’)ノ

 

 

続いて、絶縁測定もしておきます(‘◇’)ゞ

 

LGR等の結線間違いもなく、リレー試験も問題なく

絶縁測定値も問題ありませんでした(‘ω’)

 

 

最後に、トランス本体の耐圧試験を行います(‘ω’)

 

10350V を10分間 印加して、耐えれるかという試験です。

 

10分間経過すると、

測定器にもカウント機能がついていて、

600秒を越えたことを確認できます(‘◇’)ゞ

こうして、すべての試験や測定が完了したので

復電操作に入っていきます(‘ω’)

 

 

 

構内柱のPASを投入します(‘ω’)

 

 

電圧を確認し、各ブレーカを投入していきます(‘ω’)

 

 

太陽光システムの復旧もきちんと行います(‘ω’)

トランスや高圧ケーブルを交換した時は、

相が入れ替わる可能性がある為、

必ず、作業前に検相を行い、

 

作業後の検相で、正相、逆相入れ替わっていないかを確認

します(‘ω’)

 

相の間違いは、主任技術者の責任ではなく、

施工業者の責任になるので、注意が必要です(‘ω’)ノ

 

 

高圧改修工事は非常にリスクの高い作業です(; ・`д・´)

いくつも万が一を考えて確認に確認を重ねて、停電作業を

する為、経費がとても掛かりますが、

 

皆さんが日頃、安心して、電気を使えるのは

こうした改修工事や点検で、日々、安心安全を

更新しているということを知ってほしいです(*’ω’*)

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!②

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

高圧改修工事の続きになります(‘ω’)☆

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!①

前回、LGRとZCT交換の様子を紹介いたしましたが、

今回は、トランス取替です(‘ω’)

サムネ画像のように、キューピクルがフェンスで覆われて、

車両は近づけないので、

フェンス外から、4tユニックでトランスの楊重作業を

行います(*’ω’*)

 

まず、ユニックを設置します(*’ω’*)

バックホウは『重り』として荷台に乗せておきます(‘◇’)ゞ

キューピクルの屋根を越えて旋回する必要があるので、

地面からだいぶ吊り上げた状態になり、

転倒モーメントがからり大きいためです(; ・`д・´)

 

今回、こちらの100KVAのトランスを150KVAに

容量アップします(*’ω’*)

 

新しいトランスは横幅が広くなるため、90度向きを代えての

据付となります(*’ω’*)

 

90度向きが変わるので、1次側、2次側電線の取り回しも

多少代えます(*’ω’*)

まず電線を取外します(‘ω’)

 

そして、バールなどでコデながらスライドし、

扉附近で玉掛けします(*’ω’*)

 

トランスの底部には、

衝撃を吸収するための、防振架台の仕様になってますが、

とりあえず、外して、外で考えて加工して

新しい防振ゴムに取替ます(*’ω’*)

 

撤去完了です(‘◇’)ゞ

そして、古いトランスを

そのままキューピクルの屋根を越えて、、

 

ダンプに積み込みします(*’ω’*)

 

事前に、PCB含有の有無を調べており、

油、本体の適正処理をします(*’ω’*)

 

さて、こちらが新しい150KVAのトランス(*’ω’*)

下に防振ゴムを取付します(*’ω’*)

 

キューピクル内の、補強C鋼を取外し、

キューピクルの防振ゴムの芯と睨んで、

取付位置を考えます(*’ω’*)

 

鋼材を加工します(*’ω’*)

防振ゴムが取付できて、尚且つ

キューピクルの底部のLアングル材と結びつきできる位置を

正確に割り振ります(; ・`д・´)

 

架台を防振ゴムにセットします(*’ω’*)

 

キューピクル内へいれていきます(*’ω’*)

 

ユニックの本体から4m離れていて、

トランスも約600㎏ある為、キャパギリギリの状態で

入れようとしているので、

無理やり押し込むと、ユニックが転倒する恐れがあります、、。

トランス自体が重いために、中にいれてから調整のため

動かすのが大変なのです、、(; ・`д・´)

 

何回かやり方を代えながら、思考をひねります(; ・`д・´)

 

そして、やっとこの現場での最良な方法がみつかり、、

 

据付完了です(‘◇’)ゞ

 

次回へ続く(; ・`д・´)!

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!①

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

少し前に、高圧機器の準備をしていた件での

もう一校の停電工事の様子です(*’ω’*)

高圧工事の準備、トランス積込!

 

今回の工事では、LGR、ZCTを2基ずつ交換、

そして、三相トランスを一台交換します(‘◇’)ゞ

 

こちらのトランスを100KVAから150KVAへ交換

します(*’ω’*)

4tユニックの上にトランスを積み込んで搬入、

荷台に弊社のミニユンボを載せているのは、

転倒防止の重りとして積載しておきます(‘ω’)ノ

 

まず電気主任技術者さんに、構内柱のPASにて遮断器を

開放し、停電作業にはいります(*’ω’*)

 

 

LBSで放電し、工事接地を取付してもらいます(*’ω’*)

漏電火災警報器、LGR

こいつも電灯、動力それぞれの回路1基ずつ交換ですが、

新しい機器は小さくなっているため、

 

事前に準備している取付板を用いて固定します(*’ω’*)

 

 

端子のビスを外し、古い器具を撤去します(*’ω’*)

 

加工した板を使って、取替します(*’ω’*)

本体は小さくなりましたが、まあまあ景観に溶け込んだ形で

納まりました(*’ω’*)

 

裏っかわも綺麗にまとまりました(*’ω’*)

 

LGRとセットで交換するのが、

この変流器(ZCT)も2基分であります(*’ω’*)

緑色のアース線が貫通している黒い装置ですが、

 

ここで、漏電電流を検知します(*’ω’*)

 

 

非常に狭い場所に取付されています(; ・`д・´)

 

貫通型のため、電線をくぐらせるために、

一旦圧着端子を切断し、

新しい製品をくぐらせておいて、

 

再び圧着端子を取付します(‘ω’)

 

こうして、新しいZCTに交換されます(‘ω’)

長くなりそうなので、ここで一旦キリをつけます(*’ω’*)

のこり、トランスの交換模様を次回にお伝えします(‘ω’)

キューピクル内高圧機器取替!高圧進相コンデンサ他取替!②

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

高圧改修工事の続きになります(*’ω’*)

キューピクル内高圧機器取替!高圧進相コンデンサ他取替!①

今回は、この高圧進相コンデンサ(SC)の取替です(*’ω’*)

 

左がSC, そして、右側が直列リアクトル(SR)です(‘ω’)

突入電流の抑制や、高調波の抑制などの理由で、

コンデンサとセットで基本的にはセットするのが

高圧設備基準で決まっています(‘ω’)

 

取替は電線3本と接地線しかないので、

簡単に交換できます(*’ω’*)

作業完了です(‘◇’)ゞ

廃材を積込、適正処理します(‘ω’)

さて、本工事が済んだので、

復電する前に試験をします(*’ω’*)

 

絶縁測定、その他リレー試験をします(*’ω’*)

 

漏電電流を200mA 、400mA、、、とそれぞれあげていき

感知し、LGRが働いて、職員室まで信号がちゃんと伝わるのかを

確認します(‘ω’)

 

この学校周辺は、電柱の無い地域でして、

地下埋設にて関電より電気を供給しています(‘ω’)

 

電柱のASでは無く、開閉器が地上についていまして、

ハンドルの操作により開閉してもらいます(‘ω’)

 

1次側の電圧を確認し、それぞれ構内に電気を送ります(‘ω’)

 

太陽光システムは手動で復帰する規約となっているので、

復電後、必ず手動復帰盤にて、太陽光システムを復旧しないと

このようにパトライトが光り続けています(; ・`д・´)

 

太陽光も復旧し、

各地動作確認を教頭先生にしてもらいます(*’ω’*)

 

警備会社セコムにも復電の連絡をします(*’ω’*)

休日に停電工事をするので、

 

連絡がないと、泥棒などに侵入されたと判断し、

セコムはサイレン鳴らして飛んできますので注意(; ・`д・´)!

 

こうして、高圧改修工事は完了です(‘◇’)ゞ

現場での工事自体はそんなにたいそうではないですが、

 

ここまでに至るまでの準備や書類作成、

そして、これからの工事写真、書類をまとめるほうが

大変ではあります(; ・`д・´)

 

しかしながら、万が一を想定し、安全第一で作業を完了し

完了検査に合格するために、丁寧で綺麗な工事をこれからも

心掛けたいと思います(‘◇’)ゞ